ZホールディングスのVC、double jump.tokyoに出資 ｜ ビットフライヤーとバンナムも出資

Zホールディングス傘下のベンチャーキャピタルであるZベンチャーキャピタルは3日、 ブロックチェーンゲーム開発のdouble jump.tokyoに出資したと発表した。 Zホールディングスのグループ会社であるLINEのブロックチェーン事業との協業を強化する。

double jump.tokyoは 「My Crypto Heroes」 などのブロックチェーンゲームなどを手掛けているほか、ブロックチェーンゲーム開発支援やNFT事業支援サービスを展開している。

Zベンチャーキャピタルは、このようなdouble jump.tokyoのノウハウは「日本トップクラスである」と評価。同社への出資を通じて「ゲーム・エンターテインメント業界における ブロックチェーン技術を通じた新たな価値体験の提供」を目指すという。

発表によれば、今回の出資をきっかけにLINEのブロックチェーン子会社LVCとの連携や、LINEの独自ブロックチェーンの活用、ブロックチェーン領域におけるLINEグループとの協業関係を強化するという。

バンダイナムコやビットフライヤーも出資

double jump.tokyoの3日の発表によれば、バンダイナムコエンターテインメントとバンダイナムコライブクリエイティブに対して第三者割当増資を実施した。バンナム側は、double jump.tokyoへの出資を通じて、「エンターテインメント領域における新たな価値創造」を目指していくという。

またビットフライヤーホールディングスからも出資を受けた。ビットフライヤーとの間でNFTに関する協業についても合意した。

ビットフライヤーホールディングスの林邦良代表取締役は、今回の出資と協業が同社としての新たな事業拡大につながると強調している。

「bitFlyer グループが NFT 関連事業に参入することで、さらにブロックチェーン業界を盛り上げ、お客様にご満足いただけるような NFT 関連サービスをご提供できるよう、総力を挙げて取り組んでまいります」