イーサリアム2.0の最初の段階となるフェーズ0が12月1日12時(UTC時間)に立ち上げられたが、仮想通貨イーサ(ETH)は急落して節目の600ドルを下回った。
投資家たちは「噂で買って事実で売る」を実践したのかもしれない。1日の立ち上げ前までイーサは堅調に推移していたが、実際の立ち上げ日にビットコインより大きな下げ幅を記録した。
イーサリアム2.0は、予定通りに問題なく立ち上がった。イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は、ビットコインのように最初のブロックに「人類のため大きな一歩」など大仰なメッセージを書かなかったことについてイーサリアムらしいという主旨の発言をした。

(出典:TradingView.com「イーサ/米ドル(4時間足)」)
イーサリアム2.0は、イーサリアムのスケーラビリティ改善を目的に立ち上げられる大規模なアップグレードだ。イーサリアムは、取引承認のコンセンサスメカニズムをプルーフオフワーク(PoS)からプルーフオブステーク(PoS)に切り替える。
フェーズ0の一部であるビーコンチェーンに先駆けて、ステーキング参加者が資金を用意するためのアドレスであるETH預金アドレスに必要な預金額が集まったため、予定通り1日に開始となった。
PoSは、ネットワーク参加者が仮想通貨を保有することで報酬を受ける仕組みだ。
ビーコンチェーンは、シャードと呼ばれる64のサイドチェーン全てを管理する。すべてのシャードは完全なPoSシステムとして機能し、それぞれが独立して取引の履歴を管理。それぞれのノード(ネットワークに参加するコンピューター)は全ての取引を承認するのではなく、特定のシャード用に取引を承認することになる。
イーサリアム2.0によって、イーサリアムは1秒に数千回の取引が可能になると言われている。
翻訳・編集 コインテレグラフ ジャパン
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