9月に入り、急落した仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)は足元では10300ドル付近を推移し、方向感を失っているように見える。歴史的にも9月はビットコインの月間パフォーマンスは悪い月として知られており、特に今年は、仮想通貨取引所クラーケンが通常よりも悪くなる可能性が高いとの予測を発表している。

しかし、FXCoinシニアストラテジストの松田康生氏によると、実は今年の9月は例年とは異なり、現状のところ好材料も揃っているようだ。さらにクラーケンのレポートについても、悪くなるかはまだわからないと話す。

では、9月がどのような動きになるのか。松田氏の予想を動画で確認してほしい。

BCHの分裂騒動は相場影響?

また、最近ではビットコインキャッシュ(BCH)の分裂騒動が再び沸き起こっている。

今回の騒動は、BCHの複数ある開発コミュニティの一つであるビットコインABCと開発者トップのアモーリ・サシェ氏が11月15日にビットコインキャッシュからフォークすると述べたことが発端だ。

この騒動の原因となっているのが、新たにマイニングされたBCHの8%を開発用のファンドに送る「コインベース・ルール」に、ビットコインキャッシュノード(BCHN)やビットコインアンリミテッド(BU)が反対しているためだ。この開発費用を巡って、ビットコインABCを含めた3者が対立している。

2018年11月にビットコインABC(現ビットコインキャッシュ)とビットコインSVが対立し、当時は仮想通貨投資家の心理を冷やしてしまったという見方がある。今回も同じことが起きるのだろうか。

これについても松田氏の見解を動画で確認していただきたい。

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