今年の仮想通貨の暴落の結果、ウォール街の大手金融機関の仮想通貨業界に対する参入意欲が薄れてきているとブルームバーグが23日に報じた。
ブルームバーグが名前を上げたのは、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレー、シティグループ、バークレイズ。弱気相場が続く中、ビットコインのイニシアチブから静かに撤退したという。
記事によると、ゴールドマン・サックスが手がけるビットコインのNDF(ノン・ディレイバティブ・フォワード)には、たった20人の顧客しかいないそうだ。また、9月にビットコインのスワップ取引を計画と報じられたモルガン・スタンレーは、まだそのスワップ取引を一つも契約していないという。シティグループも仮想通貨のトレード商品の開発計画を棚上げし、バークレーが今年雇ったデジタル資産グループの二人のリーダーは、会社を去ったそうだ。
ブルームバーグが関係者の話として伝えたところによると、機関投資家の興味がないことや規制機関の動向がはっきりしないことが理由にあるという。ビットコインETFの申請をしているソリッドXのダニエル・ギャランシーCEOは「マーケットは、ゴールドマンやその仲間たちが、突然ビットコイン取引のビジネスを始めるという非現実的な期待をしていたようだ」と話したという。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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