イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏が、昨年受け取った動物テーマのミームコインを全て動物福祉に特化した慈善団体に寄付したことを明らかにした。

8月15日、ブテリン氏は動物系ミームコインの寄付を完了したとX上で投稿した。同氏は、効果的利他主義基金の動物福祉基金への寄付の領収書を共有した。領収書では、ブテリン氏が8月14日に200ETH(約53万2398ドル)をこの慈善基金に送金したことが示されている。

Vitalik Buterin’s receipt after donating 200 ETH to charity. Source: Vitalik Buterin/X

ブテリン氏はまた、ミームコインコミュニティに対して、ブテリン氏に送りたい仮想通貨を直接慈善団体に送るよう促した。さらに、2024年以降、コミュニティはより「洗練された公共財への資金提供」を行うべきだと述べ、以前のミームコインに関するブログ投稿を引用した。

ブテリン氏の売却後にミームコインは急落

この慈善寄付は、奇妙な経緯で実現した。

ミームコインプロジェクト「ネイロ・イーサリアム(NEIRO)」がブテリン氏を利用して注目を集めようとし、EIROは供給量の4%をブテリン氏にエアドロップした。この戦略はある意味成功した。ブテリン氏がこれらのトークンを売却した後、トークンの価格は一時的に60%下落した。しかし、その取引直後に価格は200%急騰したのだ。

NEIROのXアカウントはブテリン氏をタグ付けし、売却益の一部を野良犬の保護施設に寄付するよう求める投稿を行った。「私たちのささやかな願いは、収益の一部を野良犬の保護施設に寄付することだ」と投稿した。

これを受けて、ブテリン氏はXの返信で寄付の領収書を共有し、寄付が行われたことを確認した。

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