米資産運用会社のヴァンエックは30日、米証券取引委員会(SEC)にビットコインETF(上場投資信託)を申請した。同社は2019年にもビットコインETFを申請していた。しかし、なんども可否判断が延期され、2019年9月には審査最終期限の1ヶ月前に申請を取り下げている。
ビットコインETFはビットコインと連動するように設計された上場投資信託だ。アップルやマイクロソフトといった株式と同じように証券取引所で売買できることで、ビットコインへの投資が増加し、価格に寄与することが期待されている。
以前の申請と同様に、ヴァンエックはビットコインETFはシカゴオプション取引所(CBOE)のBZX取引所で取引される。
これまでSECは、ビットコインETFに関する申請を全て拒否してきている。一方で10月にはSECのジェイ・クレイトン元委員長はETFについて検討する余地はあると話していた。