昨日は、フィナンシャル・タイムズが、米中が第一段階の通商合意に手間取っており、米国が対中関税を発動する12月15日までに合意できない可能性があることを報じて、リスクオフの流れとなった。

ただ、ドルウォンは200日移動平均線(1170.73)を下回って終了。11月8日から続いてきたリバウンドが一旦終了した格好だ。

本日は、日本時間の15日朝にクドロー米国家経済会議(NEC)委員長が「中国との通商合意は近づいている。これまでの協議は極めて建設的」と発言したことからリスクオンの流れとなっている。

その結果、韓国総合株価指数は直近高値2156.23を超えて上値追いの展開になっているが、韓国総合株価指数が上昇するとウォン高になる傾向があるため、ドルウォンは下落する可能性がある。

テクニカル分析

ドルウォン予想レンジ  1155~1170

200日移動平均線(1170.7)が上値抵抗線として意識されるだろう。本日は下値模索の展開を予想する。