5時48分時点のドル円は109.29円で24銭の円高水準。22時30分に発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数が0.3と予想の8.0を大きく下回ったことや、24時発表の中古住宅販売戸数も535万件と予想の544万件を下回ったことが嫌気された。

米10年債利回りが、一時1.9%を割り込む展開となり、ドル円も109.19円まで下落。しかし、NYダウは100ドル以上の上げとなり、悲観的な雰囲気にはなっていない。

本日は22時30分の第3四半期GDPに注目。予想は前期比2.1%となっている。予想より高い結果は米ドルの買い材料になるが、予想より低い場合は米ドルにとって売り材料となる。

ドル円のテクニカル分析と相場見通し

今日のドル円予想レンジ 109~109.70円

上値が重い展開が続いている。20日移動平均線と一目均衡表の転換線が109.07円前後なので、この水準を維持できるかに注目している。109円台を割り込むと、108.50円前後まで下落する可能性が高い。