米国の連邦取引委員会 (FTC) は4月30日、6月に無料の仮想通貨ワークショップを開催すると明らかにした。仮想通貨分野におけるリスクを一般に周知するのが目的。

 イベントには消費者グループ、法執行機関、調査機関、一般人の仮想通貨への興味をいかに詐欺師が利用するかを調査する民間部門が参加する。FTCによると、今年に入り一般人の仮おはようである想通貨への興味が上昇したのに伴い、詐欺も増加した。詐欺的な投資やビジネス機会、おとり商法、一見そうは見えない手法で宣伝されるマイニング機などが増えた。

 イベントはシカゴのデ・ポール大学で開催されるが、ウェブでも公開される。FTCは今年3月、仮想通貨とブロックチェーン業界における詐欺を防止するために、作業部会を設置している。