米国のブラッドリー・シャーマン議員(民主党)が、米下院の金融サービス委員会で仮想通貨の購入を禁止する法案の提出に協力するように呼びかけた

シャーマン議員は、「我々の国際的な力の源は米ドルが国際金融や決済の標準ユニットであることにある」と指摘し、「米国人による仮想通貨の購入を禁止する法案」の提出に向けて協力するよう同僚議員に訴えた。

「我々の外交政策、税徴収、法執行能力など、仮想通貨の狙いとソブリン通貨に対する優位性は、米国と米国の法支配の無力化にある」

またシャーマン議員は、仮想通貨はテロリストなど犯罪組織に使われやすいと指摘。パレスチナの過激派武装組織ハマスが仮想通貨で寄付を募っていることを例にあげ、警鐘を鳴らした。