分散型取引所ユニスワップは、10月17日からウェブアプリケーションとウォレット内の特定のトークンに対して0.15%のスワップ手数料を始める。
ユニスワップ創設者であるヘイデン・アダムス氏による投稿によれば、影響を受けるトークンは、イーサ(ETH)、USDコイン(USDC)、ラップド・イーサ(WETH)、テザー(USDT)、DAI、ラップド・ビットコイン(WBTC)、アングル・プロトコル(agEUR)、ジェミナイドル(GUSD)、リクイディティUSD(LUSD)、ユーロコイン(EUROC)、ストレイツX・シンガポールドル(XSGD)だ。ユニスワップの広報担当者によれば、「手数料が適用されるには、入力トークンと出力トークンの両方がリストに載っている必要がある」という。
インターフェース手数料は、出力トークンの額から差し引かれる。さらに、イーサとラップド・イーサの取引ペア間、またはステーブルコイン間のスワップには手数料は課されない。
「このインターフェース手数料は業界内で最も低いものの一つで、私たちが引き続きDeFiの研究、開発、構築、改善、拡大することを可能にする」とアダムス氏は書き、新たな展開として「iOSウォレット、Androidウォレット、ユニスワップX、ウェブアプリの大幅な改善、Permit2、ユニスワップv4ドラフトコードベースなど」を挙げた。
ユニスワップは現在、業界で最も人気のあるDEXの1つだ。DeFiLlamaのデータによれば、ユニスワップは現在、総額30億ドルをロックし、年間プロトコル手数料収入として2億7100万ドルを上げている。トレジャリーには1200万ドルにのぼり、2018年の設立以来、投資家から1億7600万ドルを調達している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン