分散型取引所ユニスワップのガバナンストークンであるUNIは、独自のレイヤー2ネットワーク「ユニチェーン」の立ち上げを受け、10月10日に仮想通貨市場を上回るパフォーマンスを見せており、1日で15%の上昇を記録した。UNIの価格は過去1週間で25%、過去30日間で23%上昇している。
取引量は418%増加し、5億8320万ドルに達した。時価総額は50億ドルで、コインマーケットキャップのランキングで20位に浮上した。
UNI/USD daily chart. Source: TradingView
このパフォーマンスは、ユニスワップラボがアプリケーション専用のレイヤー2ブロックチェーンネットワークであるユニチェーンの立ち上げ発表を受けてのもだ。
ユニスワップラボによれば、ユニチェーンはより速く、安価な取引を提供し、ブロックチェーンネットワーク間の相互運用性を向上させることを目的としている。
ユニチェーンは当初1秒のブロックタイムで開始し、最終的には250ミリ秒未満に短縮する計画だ。「ユニチェーンは1秒のブロックタイムで開始され、すぐに250ミリ秒の“サブブロック”を導入し、ユーザー体験を瞬時に感じさせる」。
ユニチェーンはオプティミズムのスーパーチェーン上に構築されており、トレーダーはコインベースのレイヤー2「ベース」やシンセティクスの「SNAXチェーン」など、スーパーチェーン内の他のL2ネットワークから流動性を利用できるようになる。
トレーディングビューによると、UNIの価格は10月10日に7.20ドルから8.46ドルまで17%上昇した。
さらにユニスワップは過去12時間で最も清算されたトークンの1つとなった。コイングラスのデータによれば、150万ドル以上のUNIのレバレッジポジションが清算され、そのうち120万ドルがショートポジションの清算だった。
Crypto liquidation heat map. Source: CoinGlass
市場情報会社クリプトクアントのデータによれば、ユニスワップのネットワーク活動も増加している。10月9日の40件から10月10日の673件に増加し、1582%の急増を示している。
アクティブアドレスの数も同期間に587%増加した。これはユニスワップエコシステムの採用が進んでいることを示しており、UNIトークンの需要押し上げに寄与している。
Uniswap transaction count. Source: CryptoQuant
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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