国連児童基金(ユニセフ)のフランス支部(ユニセフ・フランス)は、ビットコインやイーサリアムなど仮想通貨9種類の寄付を受け付けを開始した。19日に公式ホームページで発表した。

対象となるのは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のほか、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、EOS、モネロ(XMR)、ダッシュ(DASH)、ステラ(XLM)の計9種類。ユニセフ・フランスのホームページから寄付できる。

ユニセフ・フランスのセバスチャン・リヨン事務局長は「仮想通貨とブロックチェーン技術は、チャリティーのための新たな機会を提供してくれる」とし、「資金調達をより民主的なものにするだろう」と今回の取り組みに期待を寄せる。

ユニセフでの仮想通貨の取り組みはこれが初めてではない。今年2月にも、「ゲーム・チェーンジャーズ(Game Chaingers)」と呼ぶ取り組みをスタートさせている。これはシリアの子供たちを支援する資金を得るため、ゲーム用PCのグライフィックスカードを使い、仮想通貨をマイニングする取り組みだ。