1月16日は仮想通貨市場全体が急落し「ブラックチューズデー」となった。

 韓国や中国における規制の動きを嫌気し多くの仮想通貨が40%以上下落。昨年のクリスマス前から始まった大幅調整をも上回る勢いだ。

 そんな中、SNS上では希望と恐怖が入り混じったやり取りがなされた。

長期「ホールド」派の意見

 あるカナダ人ユーザーは、過去4年間にわたって毎年1月に似たような調整があることをグラフで示し、多くシェアされているようだ。

 またあるユーザーは毎年1月中旬におこる下落後必ず反発があることを指摘している。

 Hodlwhaleというユーザーは今回の調整の背景となった理由として①トレーダーによる税金納付目的の売り、②大口投資家による年明けを待って行われた利確売り、③大口マネーを流入させるための機関投資家による売り、④狼狽売りを挙げている。

 また、エンジェル投資家のジェイソン・カラカニス氏は仮想通貨に投資する際の注意点を挙げている。

 また、あるユーザーは今回の相場パニックの要因を、①JPモルガンによるコメント、②税務当局による韓国取引所への立ち入り調査、③中国政府による規制等を挙げている。

 米経済コメンテーターのマックス・カイザー氏は米アニメ「シンプソンズ」のキャラクターが「1万ドル分を成り行き注文してくれ」とブローカーに連絡するイラストをツイートしている。

 コインテレグラフ寄稿者のジョセフ・ヤング氏も根っからの「ホールド派」で、大幅な調整に対する免疫ができているとした。

 ジェロエン・ブロックランド氏は、ビットコイン価格はいまだに17年1月に比べて10倍以上だと指摘している。