共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏の仮想通貨を支持するコメントを受け、トランプ氏をテーマにしたミームコインMAGA(TRUMP)が5月9日に最大78%の急騰を記録した。トレーディングビューのデータによると、MAGAは6ドルで取引され、過去24時間で46%上昇した。

24時間の取引量は620%増加して2億8180万ドルに達し、時価総額も2億8180万ドルで、コインゲッコでは248位にランクインしている。記事執筆時点で、このトークンは時価総額において13番目に大きなミームコインとなっている。
MAGAはトランプ氏が広めた政治スローガン「Make America Great Again」から来ている。
5月9日には他の政治関連トークンも上昇し、ドナル・トレンプ(TREMP)が過去24時間で136%上昇した。ロバート・F・ケネディJr.氏の大統領への道を支援するトークンであるインデペンデンス・トークン(RFKJ)も24.4%上昇した。

ジョー・ボーデン(BODEN)という、米国のバイデン大統領の名前のスペルミスをもとにしたミームコインは、5月9日にはわずか1%の上昇にとどまったが、トランプ氏の発言後の3月8日には最大22%の急騰を記録した。
5月8日、トランプ氏はフロリダ州パームビーチにあるマー・ア・ラゴで開催された彼のデジタルコレクタブルの保有者向けのNFTディナーで仮想通貨についてコメントした。
仮想通貨での寄付を選挙運動で受け入れるかどうか尋ねられた際、彼は「仮想通貨を使ってトランプキャンペーンに寄付できるか?私は答えはイエスだと思う。もしできなければ、できるようする」と語った。
仮想通貨業界について、トランプ氏は現職のバイデン大統領とその政権が業界に反対していると主張し、出席者に対し自身は仮想通貨を支持していると保証した。「私は問題ない。しっかりとしたものであることや、ほかのことすべてを確認したいが、私はそれに賛成している。そして、あなたがもし仮想通貨を支持するなら、トランプに投票するべきだ」」と彼はのべた。
ミームコインは2024年に大きく成長し、第1四半期に最も利益をもたらすナラティブとなった。仮想通貨ユーザーであるクリプト・コリョは、コインマーケットキャップが2024年4月に138のERC-20ミームコインを記録し、2023年4月のわずか18個から666%の急激な上昇を示したとのべた。

「実際にはもっと多くのトークンが存在する可能性があります。なぜなら、コインマーケットキャップはすべてのトークンのわずか10%しかリストしていないと報告されているからだ」とクリプト・コリョは付け加えた。
記事執筆時点で、コインマーケットキャップには2230個以上のミームコインがリストされ、総時価総額は5億2325万ドルを誇り、仮想通貨時価総額の2.15%を占めている。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
PR記事「仮想通貨取引所Gate.io 新規口座開設で7700円相当の軍資金! もらって取引キャンペーン実施中 【先着順】」