ストライクのCEO兼創設者であるジャック・マラーズ氏によると、ドナルド・トランプ氏は就任初日に大統領令を発令し、ビットコイン(BTC)を米国の準備資産に指定する可能性があるという。
2025年1月に20万BTCの購入注文が入る?
マラーズ氏は、YouTuberのティム・プール氏のポッドキャストインタビューで、「就任初日にビットコインを購入するための大統領令を発令する可能性がある」と語り、次のように付け加えた。
「100万BTCの規模ではないが、かなりのポジションになるだろう。」
2024年7月に、仮想通貨推進派のシンシア・ルミス上院議員が提出した「ビットコイン法(Bitcoin Act of 2024)」では、財務省と連邦準備制度理事会(FRB)が5年間にわたり毎年20万BTCを購入し、合計100万BTCを蓄積する計画が提案されている。
この準備資産は少なくとも20年間保持され、ビットコインの総供給量(2100万枚)の5%が流通から排除されることになる。
このような予測は、2025年以降のBTC価格目標に対する新たな強気の見方を生んでいる。
ビットコイン価格、2025年末までに80万ドルに到達の可能性
デジタルチェンバーの創設者であるペリアン・ボーリング氏によれば、トランプ氏が提案している多くの仮想通貨関連政策が成功すれば、ビットコインの上昇余地は「無限大」だという。
「もしドナルド・トランプ氏が仮想通貨コミュニティに提示した多くの提案を実行することができれば、ビットコインの供給は固定されているため、価格は青天井になる可能性がある」と、ボーリング氏はFOXビジネスのインタビューで語った。
彼女は、ビットコインの価格予測モデルであるストック・トゥ・フロー(S2F)モデルを引き合いに出し、2025年末までにビットコインの価格が80万ドルを超えると予測した。この上昇は、現在約2兆ドルとされるビットコインの時価総額を15兆ドルに押し上げることになる。
一方、S2Fモデルの創設者であるプランB氏は、2025年のビットコインの平均価格を50万ドル程度と予想しているが、最高で100万ドルに達する可能性があると考えている。
Source: PlanB
ブラックロック、ビットコインへの1-2%のポートフォリオ配分を推奨
S2Fモデルのビットコイン価格予測は、BTCの需要が引き続き増加するという前提に基づいている。
米財務省が理論上、毎年20万BTCを積み立てるという方針は、将来の需要の増加を裏付けるものであり、他国が独自の戦略的ビットコイン準備資産を検討するきっかけとなる可能性がある。
世界で10兆ドル以上の資産を運用するブラックロックは、すでに投資家にビットコインをポートフォリオの1-2%に配分することを推奨している。
「適切なガバナンスとリスク許容度を持つ投資家は、マルチアセットポートフォリオにビットコインを含めるケースを検討する価値があると考えている」と、ブラックロックのETF最高投資責任者(CIO)であるサマラ・コーエン氏や、ブラックロック投資研究所の上級ポートフォリオ戦略家であるポール・ヘンダーソン氏を含む4人の上級幹部が、12月12日に発表したレポートで述べている。
これを考えると、世界の総準備資産は約900兆ドルと見積もられている。この資産の2%をビットコインに配分した場合、理論的にはビットコインの価格が1BTCあたり約90万ドルに達する可能性がある。
この記事は、投資アドバイスや推奨事項ではありません。すべての投資や取引にはリスクが伴うため、読者は意思決定の前に自身でリサーチを行う必要があります。
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