ビットコイン誕生から11年以上。

ブロックチェーンの仮想通貨以外での適用ポテンシャルについて世界で議論されてきたが、世界中の優秀な頭脳を持ってしてもビットコインを超える適用事例を作れなかったのが現状だろう。

2017年以降、「ブロックチェーン」がいわゆるバズワードになり各企業担当者は熱心に研究を始めた。しかし「なぜブロックチェーンが必要なんだっけ?」という問いに多くのケースで答えられないまま時間だけが経過した感がある。

結局、ブロックチェーンとは仮想通貨ありきの技術なのだろうか?

最近、コピーを許さずに希少性を担保するというブロックチェーンの側面を最大限に活かした取り組みで注目されている業界がある。ゲーム業界だ。とりわけコンテンツ作りで豊富な知見を持つ日本のブロックチェーンゲーム開発は、ブロックチェーンに活路を見出し成功を収めつつある分野として輝き始めている。

そして、同時にブロックチェーンがゲーム業界が長年抱えていた「リアルな問題」を解決するという「とりあえずブロックチェーン」組には欠けていた確かな視点があった。

第3回目トレーダーズライブの第2部では、国内外を代表するブロックチェーンやゲーム関連の有識者がブロックチェーンゲームが可能にする未来に迫った。

主なポイント

・そもそもブロックチェーンの革命とは、耐改ざん性ではなくデジタルデータに価値を持たせたこと。
・NFTの真髄とはゲームに経済活動を追加したこと。
ゲームをやっていても親に怒られない時代がくるのではないか?
子どもが初めて触れる経済活動がゲームになる。
・プロゲーマーではなく、サラリーマンゲーマーが増える。

出演者

・gumi取締役会長 國光宏尚氏
・double jump.tokyoCEO兼CTO 上野広伸氏
・エイリム代表取締役 高橋英士氏
・Animoca Brands戦略ディレクター 金井玄氏

第3回トレーダーズライブ見逃し配信Vol.1「仮想通貨ビットコインがアフタコロナーの代替資産に?」はこちら