ベネズエラの仮想通貨取引所クリプトラゴは、ベネズエラの独自仮想通貨ペトロやビットコインの送金をインターネット環境に接続されていなくても可能にするシステムを立ち上げると発表した。クリプトラゴが6日にツイートした内容によると、新システムはベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の要請に応じたもの。

送金はインターネットへの接続が必要なく、SMS(ショートメッセージサービス)を利用する。

ペトロやビットコインのほかに、クリプトラゴがサポートしているライトコインやダッシュ、ベネズエラの法定通貨ボリバル、Glufcoも送金できる。

ベネズエラでは30%の国民がインターネットにアクセスできないとされており、SMSの利用によって、ペトロの普及を進める意向があるようだ。