音楽共有プロトコルAudiusは、TikTokと提携したストリーミングプラットフォームの1つとなり、ユーザーが人気のアプリにトラックを直接共有できるようになった。

月曜のAudiusの発表では、TikTokサウンドと呼ばれる新機能の創出において提携する。Audiusの共同創設者兼最高製品責任者であるフォレスト・ブローニング氏は、ローリングストーンズのインタビューの中で、この統合によりユーザーはAudiusにある曲をワンクリックでTikTokにエクスポートし、音楽入手のプロセスを合理化することができる。

Audiusは、ブロックチェーン技術を活用してコンテンツ作成者に報酬を与え、アーティストへの支払の透明性を高めることを目指している。TikTokとの提携は、ブロックチェーン技術をプッシュするものではなく、音楽に関するもののようだ。ブローニング氏によると、Audiusユーザーの約95%が「ブロックチェーンが関与していることすら知らない」という。

Audiusは昨年10月のリリースの後、月間約500万人のアクティブユーザーを抱えており、そのガバナンストークンの多くは、クリエイターのストリーム数に基づいて割り当てられる。