弱冠3歳のリリー・ナイトちゃんはまだ十分に「Cryptocurrency(仮想通貨)」の綴りを書くことができないが、ビットコインについては中央銀行よりも熟知しているようだ。

国際女性デーの8日に開かれた「Women of the Future crypto and blockchain conference」で、リリーちゃんは事前に録画されたビデオメッセージでビットコインについて熱弁を振るった。録画だったのはすでにリリーちゃんの就寝時間が過ぎていたからだ。

リリーちゃんは「世界をリードする幼い仮想通貨専門家」と称され、最年少のスピーカーとして登壇した。

彼女は頭を左右に揺らしながら「私は人生の全ての期間、ガチホしています」と話した。「仮想通貨業界で女性や女の子を見るのはとてもクール。私たちにとってエンパワーされた金融の未来を手にいれることは重要よ」と語った。

Screenshot from Women of the Future

もちろん難解な金融用語は親とともに練習したのだろう。しかしリリーちゃんは以前にも、フルーツ味のキャンディーである「スキットルズ」を使って、わかりやすくビットコインの供給量を説明したビデオを公開している。

仮想通貨取引所ジェミナイの共同創業者であるタイラー・ウィンクルボス氏は、リリーちゃんのこうしたプレゼンテーションを絶賛し「彼女はどの中央銀行職員よりもビットコインを理解している」と褒め称えている

2017年の仮想通貨バブル時に生まれたリリーちゃんは、2020年8月に新型コロナウイルスの隔離中に両親とともにオンラインで番組を開始した。父親は仮想通貨やブロックチェーンに関する多くのエピソードを公開しており、将来はリリーちゃん自身がリアルでカンファレンスに参加できるようになることを期待しているようだ。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン