サンドボックスは27日、ワーナーミュージックグループ(WMG)と提携し、メタバース内に音楽のテーマパークとコンサート会場を作ることを発表した。両者の新たなLANDでは、WMGのアーティストやタレントを起用したコンサートやライブ体験が行われる予定だ。
この取り組みによって、ワーナーミュージックがノンファンジブル・トークン(NFT)のメタバース領域に初めて参入することになる。コインテレグラフと共有された声明によると、ワーナーミュージックのアーティストとともに没入型の社会体験を作り出すことが目的だという。サンドボックスは、アーティストがファンと関わり、バーチャル・エンターテインメントを試し、グローバル・コミュニティに到達しながら新たな収益源を生み出す。
サンドボックスCOO兼共同設立者であるセバスチャン・ボルゲー氏は、このパートナーシップについて、「ファン所有かつコミュニティ主導のイニシアティブという方向に、オープンメタバースを一歩前進させる」と述べた。
「私たちは、クリエイター、ファン、プレイヤーが、初めての没入型体験を楽しみ、NFTを通じてお気に入りの音楽アーティストとより密接につながることができる楽しいエンターテインメントの場として、サンドボックスを形成していく」
デジタルランドは依然として高い需要があり、サンドボックスの一貫した高い取引量は、ディセントラランドに匹敵する最も競争力のあるメタバースの1つだ。同社によると、サンドボックスは2022年3月にLANDセールを開催し、音楽ファンがWMGの所有地に隣接するLANDを購入できるようにする予定だ。