SBIによるスイスの仮想通貨ウォレット企業への投資額が明らかになった。
スイスの仮想通貨ウォレット企業ブレッドウィナーAG(BRD)は25日、シリーズBの資金調達ラウンドで、SBIホールディングス子会社で仮想通貨関連のベンチャー企業への投資を手掛けるSBIクリプトインベストメントから1500万ドル(約16億3000万円)の出資を受けた発表した。弱気相場の中、ウォレット企業が巨額な資金調達に成功したことについて、一部米メディアからは驚きの声が上がっている。
BRDのアダム・トレイドマンCEOは、「SBIグロープの投資によって、アジア市場にしっかりとした地盤を作ることができる」と述べた。
弱気相場でも好調
SBIクリプトの発表によれば、BRDは170ヵ国で180万ユーザーにサービスを提供。テッククランチによると、BRDのユーザーは去年倍増し、世界で180万人に到達した。現在、ほぼビットコインとイーサリアムで60億ドル分の資金を保管しているという。また、法定通貨と連動したステーブルコインを受け入れ始めてから、去年11月と12月の間、月間アクティブユーザーが24%増加したという。
テッククランチは、多くの投資家が仮想通貨への投資に恐怖心を覚える中、仮想通貨を買ったり保存したりするサービスは意味あるのだろうかと指摘した。テッククランチの取材に答えたBRDのグローバル・マーケティング部門のスペンサー・チェン氏に、「グローバル通貨の必要性はまだ存在している」と主張したという。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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