テラフォームラボの共同創設者であるド・クォン氏が2025年1月2日、米国の裁判所に出廷し、米国への身柄引き渡し後初となる法廷審理で無罪を主張した。

苦境に立たされているこの仮想通貨創設者は、マンハッタンのニューヨーク南部地区裁判所のロバート・レールバーガー判事の前で罪状認否を行い、保釈なしで拘留されることに同意した。

ド・クォン氏は、テラエコシステムの崩壊に関連する証券詐欺、電信詐欺、マネーロンダリング、商品詐欺など9件の罪状で起訴されている。

弁護側と検察側が証拠を共有し、裁判前に争点を協議するための会議が2025年1月8日に予定されている。

米国への身柄引き渡し

ド・クォン氏は2023年にモンテネグロで偽造旅券を使っていたとして逮捕された。2023年以降、モンテネグロの裁判所がド・クォン氏を米国もしくは韓国のどちらに引き渡すかを検討していた。2024年12月27日、モンテネグロのボヤン・ボジョヴィッチ法務大臣が米国への引き渡しを承認した

2024年12月31日、モンテネグロのミロイコ・スパイッチ首相がド・クォン氏が米国の拘束下にあることを確認した。

「我が国は正当な仮想通貨、AI、その他の技術革新に対しては歓迎の意を示すが、詐欺には一切の寛容を示さない」と、スパイッチ首相は米国当局への引き渡し後にコメントした。

テラフォームラボは2024年6月に米証券取引委員会(SEC)との訴訟で和解に達しており、44億7000万ドルの支払いに合意している。その中には、ド・クォン氏に対する2億ドルの制裁金も含まれている。

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