ビットコイン保有企業ストラテジーは2025年第4四半期に124億ドルの純損失を計上した。四半期中にビットコインが22%下落したことが主因となった。
ビットコインは10月初旬に12万6000ドルの最高値を付けたが12月31日までの四半期で8万8500ドルを下回る水準まで急落した。2026年が始まってからは年初来で30%下落し、現在は6万4500ドル前後で推移しており、ストラテジーのビットコイン平均取得単価である7万6052ドルを下回っている。
ストラテジー(MSTR)は木曜日に発表した決算で巨額損失を計上した一方、第4四半期の売上高は前年同期比1.9%増の1億2300万ドルとなったと明らかにした。主にビジネスインテリジェンス事業が寄与した。ただし直近のビットコイン急落により株価は木曜日に17%安の107ドルで取引を終えた。
ビットコインは木曜日に6万2500ドルまで下落し、ストラテジーが保有する71万3502BTCは17.5%の含み損となった。

「財務基盤はこれまでで最も強固」
巨額の四半期赤字にもかかわらずストラテジーの最高財務責任者アンドリュー・カン氏は声明で同社の資本構成は「これまでで最も強く回復力が高い状態にある」と述べた。
「ストラテジーは71万3502BTCを中核とするデジタル要塞を築いてきた。デジタルクレジットへの移行も無期限のビットコイン戦略と整合している」
同社は第4四半期に現金保有高を22億5000万ドルまで積み増し約30カ月分の配当支払いを賄える水準となった。市場低迷下でも財務余力があることを示している。
また2027年まで大きな債務の償還期限はなく短期的に借入金返済を迫られる状況にはない。このため当面ビットコインを売却して資金を捻出する必要性は低いとみられる。
最高経営責任者のフォン・レ氏は決算説明会で投資家に対し財務状況やビットコイン戦略について過度に懸念する必要はないと述べた。
「私は心配していない。我々も心配していないし問題は起きていない」
同氏はストラテジーの企業価値が依然として450億ドル相当のビットコイン保有額を上回っている点にも言及した。82億ドルの転換社債は純レバレッジで約13%にとどまりスタンダード・アンド・プアーズ500種指数構成企業の多くより低水準だと説明した。
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