ビットコイン取引が可能な米決済サービスのスクエアが新型コロナウイルス対策として政府が出す緊急支援金を中小企業に貸し出す。スクエアは4月13日、財務省と中小企業庁(SBA)から許可を得たと発表した。
SBAは、新型コロナ対策として少なくとも3500億ドル(約37兆4000億円)を緊急で融資する。給料保護プログラム(PPP)と呼ばれており、中小企業の事業主や自営業者、請負業者などに対して低金利で融資を行う。融資は将来的に返済が免除される可能性もあるという。
先週にはペイパルなども認可されていた。
スクエアによると、まだ申し込みを受け付けておらず、融資日がいつになるのかは未定だ。
スクエアはビットコイン取引を手掛けており、今年2月には2019年第4四半期のビットコイの売上高が前年同期比で240%増だったと発表した。
またスクエアのジャック・ドーシーCEOは、ツイッターのCEOとしても知られている。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン