「史上最大のIPO(新規株式公開)」と言われていたアリババ集団傘下の金融会社、アント・グループの香港・上海ダブル上場が突如延期された。上場2日前の突然のストップ。背景には、アリババ創業者である馬雲(ジャック・マー)氏が2日に金融当局の聴取を受けたことがある。

なぜ、中国政府はこのタイミングで動いたのだろうか?最近、中国人民銀行を中心にデジタル人民元のテストが急ピッチで進められているが、アントグループ上場ストップと関連性はあるのだろうか?

龍門キャピタル日本代表のサニー・ワン氏は、”アント・グループ上場失敗はデジタル人民元の普及のため”説に懐疑的だ。確かに偶然にもタイミングが重なっているように見えるが、上場延期は同社自体の問題と分析する。では、アント・グループに対して取締を強化する理由はなんだろうか?YouTubeチャンネルで、ワン氏が詳しく解説する。

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