ソラナ(SOL)が、仮想通貨全体の市場の上昇の中で、新たな年間最高値を更新した。ソラナブロックチェーンでは、ソラナ系のミームコインであるドッグウィファット(WIF)の買いが膨らんでいる。
コインゲッコーのデータによると、ソラナは過去24時間で13.3%の急騰を見せ、108ドルから新たな年間最高値の124.17ドルに達した。

ソラナの上昇に先立ち、ソラナベースのミームコインであるドッグウィフハット(WIF)の価格が2月27日の0.52ドルから発表時点で0.82ドルへと55%上昇している。昨年12月14日にローンチされたWIFは、犬をテーマにしたミームコインの一種で、ソラナ開発者の犬が編み帽をかぶった写真が特徴だ。ローンチ以来、WIFは5万%以上の上昇を記録している。
しかし、ソラナは2021年11月6日に記録した史上最高値259.62ドルから52%下回っている。
ソラナだけでなく、バイナンスのBNBトークン(BNB)やドージコイン(DOGE)もそれぞれ427ドルと0.12ドルと、2024年の新たな高値を記録した。
ビットコイン(BTC)は、最近承認された現物ビットコイン上場投資信託(ETF)への機関投資家からの資金流入が市場を牽引している。
2月28日には10のETF合計で1日あたりの取引高が77億ドルと過去最高になった。同日、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコインETFは6億1200万ドル以上の資金を集め、1日あたりとしてはこれまでで最大の流入となった。

現在ビットコインは62,413ドルで取引されており、過去1週間で21%、1ヶ月で44%の上昇を見せている。イーサリアムも2024年の最高値を更新し、2月28日には3,492ドルを記録した。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン