仮想通貨(暗号資産)ビットコイン強気派として知られるマックス・カイザー氏は最近のビットコイン価格が回復する中で、ビットコインを「1万ドル以下で買っておくべきだ」と発言した。
カイザー氏はイランと中国、ロシアが様々な分野で協力を深め、米国の支配が広がるのを防ぐために多くのアイデアを共有していると指摘。現在の政治状況からビットコインが上昇する可能性が高いと発言した。
「イランと中国、ロシアはブレトン・ウッズ体制に署名しなかった。彼らは(知っていたかどうかに関わらず)何十年もビットコインのために待っていた。今、世界の外為市場は劇的に変わるだろう。40倍になる前に1万ドル以下でBTCを買っておこう」
カイザー氏はイランが大手マイニング企業iMinerにライセンスを与えたことを重要視。近い将来、ビットコインの普及が進むと予想した。イランの電力料金が安いことから中国やロシアなどから仮想通貨マイニングの投資が増えている。
さらに「反イランのプロパガンダがビットコインのニュースを盛り上げることを期待している」として、現在ビットコインに反対している中国やロシア政府がビットコインの重要性を認識すればビットコインに資本が流入し、40万ドルに到達すると持論を展開した。