レイヤー1トレーディングブロックチェーンのセイ・ネットワーク(Sei Network)は、トークン上場の初日に総額18億ドルの評価額に達した。
8月15日、バイナンスやバイビット、ビットゲットなどの大手仮想通貨取引所が、ネットワークのネイティブトークンであるセイ(SEI)トークンを上場させた。バイナンスでは、トークンは1つ当たり0.064ドルで開始され、最高で0.48ドルまで急騰した。公開時の取引価格は0.18ドルだった。総供給量は100億SEIで、初回の供給量は18億SEIである。
同日、セイはメインネットのベータフェーズを開始した。開発者たちは、アルファフェーズ中にブロックチェーンが4億回以上の取引と750万のテストウォレットが作成されたと主張している。セイは、取引を0.5秒以内に完了し、一度に最大20000回の取引を処理できると主張している。
コスモスのソフトウェア開発キットを基盤にしたセイは、マッチングエンジンと注文の先行取引防止ツールが実装され、分散型取引所(DEX)の取引機能を拡大するために設計されている。
「現在のWeb 3のインフラはスケーラビリティがなく、混雑しており、まだ遅すぎる」と、セイ・ラボの共同創業者であるジェフ・ファン氏は述べている。同氏によると、今年末までに30のセイアプリケーションが予定されているという。他のプロジェクトの中で、DEXのスシスワップはセイプロトコル上に永久先物取引所を立ち上げる計画である。
セイ上で開発しているデベロッパーは、1億2000万ドルのエコシステム開発基金にアクセスできる。1月に仮想通貨取引所のMEXCグローバルが2000万ドルを提供した。4月には、ビットゲットとベンチャーキャピタルのForesight Venturesからエコシステムファンドのために5000万ドルを調達した。数日前、セイは8億ドルの評価額で3000万ドルのラウンドを終えた。同社は2022年8月にシードラウンドで500万ドルを確保している。