米証券取引委員会(SEC)は13日、インベスコとギャラクシー・デジタルが申請したイーサ(ETH)現物上場投資信託(ETF)の審査を延期した。
SECは同日、Cboe BZX取引所がインベスコ・ギャラクシー・イーサリアムETFの取引を開始することを認めるかどうかを判断する期間を、当初の2023年12月23日から2024年2月6日まで延長すると発表した。SECはこれまで、ビットコイン(BTC)やその他の仮想通貨に直接投資するETFを承認したことがない。
「この規則変更案の公告から45日目は2023年12月23日である。委員会はこの45日間の期間を延長する」と12月13日付の通知で述べている。「委員会は、2024年2月6日を、委員会がこの規則変更案を承認または不承認とする、あるいは不承認とするかどうかを決定する手続きを開始する期日とする。」という。
Update: SEC delayed @InvescoUS / @galaxyhq Ethereum ETF application -- This was early but completely expected. (Wasn't due until Dec 23rd I think) pic.twitter.com/jFCjnND3Rf
— James Seyffart (@JSeyff) December 13, 2023
インベスコとギャラクシー・デジタルは、6月にビットコインETFを申請した後、9月にイーサETFの申請を行った。
一部の専門家は、SECが最終的にイーサETFを承認する場合、ビットコインやイーサを含む複数の企業のETFを同時に承認する可能性があると推測している。
現在までにブラックロックやハッシュデックス、ARK 21Shares、ヴァンエック、フィデリティなどの企業がイーサETFの申請を行っている。SECが過去30日間に発表したメモによると、いくつかの資産運用会社の代表者は、ETFの提供について議論するために委員会職員と面会した。