9月20日、謎の開発者グループがサムライウォレットのコードをハードフォークし、新しい「アシガルオープンソースプロジェクト」のもとで最初のモバイルウォレットバージョンをリリースした。
プロジェクトのウェブサイトによると、アシガルは「無料でオープンソースのソフトウェアを開発、リリース、維持する」とし、技術的な障壁を低く保ちながらユーザーのセキュリティ、プライバシーを最大限に保護し、検閲耐性を最大化するソリューションを開発することを約束している。
Source: Burn The Bridge.
アシガルの開発者たちは、プロジェクトがパブリックドメインや他の仮想通貨プロジェクトのコードを「広範に利用」していると述べた。ミッションステートメントで、開発者たちは次のようにのべた。
「誰もがインターネット上で追跡、監視、検閲なしに平和で自主的かつプライベートな商取引を行えるべきだと信じている」。
開発チームについてはほとんど知られていないが、彼らは自分たちを「サムライウォレットの元ユーザー」として明らかにしており、サムライウォレットのコア開発グループとは関係がないと説明した。
サムライウォレット開発者の逮捕
2024年4月、サムライウォレットの創設者であるキオン・ロドリゲス氏とウィリアム・ヒル氏が、米国司法省(DOJ)によって資金洗浄の容疑で逮捕された。DOJによると、創設者たちは「20億ドル以上の違法取引を実行し、1億ドル以上の資金洗浄取引を支援した」とされている。二人は資金洗浄の共謀と無免許の送金事業を運営する共謀の罪で有罪となった場合、最大5年の懲役に直面する。
捜査の一環として、FBIはサムライウォレットのウェブサイトとサーバーを押収した。法執行機関はまた、アプリストアからサムライウォレットのアプリケーションを削除するよう強制した。
ロドリゲスは後に無罪を主張し、100万ドルの保釈金契約でニューヨーク南部地区連邦地方裁判所により釈放されたが、裁判が終わるまで特定の地理的境界内に留まる必要がある。
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