仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)強気派で知られるマックス・カイザー氏は8日のツイートで、地球上で5番目の富豪であり、最も成功している投資家であるウォーレン・バフェット氏を再び皮肉った

カイザー氏は株や仮想通貨取引アプリである「ロビンフッド」のユーザーが、航空業界での損失を被ったバフェット氏の資金を「盗んだ」と主張。さらにこのユーザーが、バフェット氏が大きな損失を出した航空業界の株式を購入した利益でビットコインに投資されると指摘した。

バフェット氏は5月、自身の投資会社パークシャー・ハサウェイの年次株式総会で、新型コロナウイルスの影響から立ち直れないとして、同社が保有していた40億ドルの米航空株を全て売却したと発表。巨額の損失を出していた。

一方で、ビジネスインサイダーによると、ミレニアルズ世代のロビンフッドユーザーがこの後、デルタ航空とアメリカン航空の株式を購入したことが報道された。

この後、航空業界の株式が上昇を始めると、カイザー氏はロビンフッドユーザーはバフェット氏のお金を「盗み」、「貧しいZ世代の子どもたちのために資産を作った」としてバフェット氏に皮肉を語った。

「ウォーレン・バフェットのキャリアの死骸を広い、彼(バフェット氏)のタイミングを逸した株の売却で巨額の利益を予約。そしてそのお金をビットコインに動かすのだ」

恨みの歴史

カイザー氏はバフェット氏をこれまでにも再三非難している。

バフェット氏はビットコインに否定的なスタンスを取っていることから、5月の株式売却の際にはバフェット氏を「過去の遺物」と酷評している

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン