ウィンクルボス兄弟が所有するノンファンジブルトークン(NFT)マーケットプレイスのニフティ・ゲートウェイは、カルトな人気を誇るアニメシリーズ『リック&モーティ』の共同制作者兼声優によるクリプト・アート・コレクションのオークションを発表した。
ニフティ・ゲートウェイのツイートによると、1月19日にリック&モーティの共同制作者ジャスティン・ロイランドによるアートワークをオークションにかけることになる。ニフティ・ゲートウェイには、ロイランドの手による「いくつかのオリジナルアートワーク」が提供されるとしている。
We are thrilled to welcome @JustinRoiland to Nifty Gateway for his first ever crypto art release! The full collection features several original artworks from Justin and will go live next Tuesday, Jan. 19 at 7 pm ET. pic.twitter.com/cHppLujZlo
— Nifty Gateway (@niftygateway) January 14, 2021
ロイランド氏は2015年にビットコイン(BTC)について初めて言及している。昨年6月のGQのインタビューの中でもビットコインや仮想通貨について言及している(経済崩壊に備えてビットコインを買おうと呼びかけた)。
ニフティ・ゲートウェイは、NFTによるクリプト・アートのオークションを積極的に行っている。
昨年12月、ニフティ・ゲートウェイでは、テクノロジーやスターウォーズに触発されたアートワークのオークションを開催し、最終的に350万ドルの売上をあげている。このときには1つのアートワークあたり777,777ドルで販売された。
リック&モーティはカルトな人気を博しているアニメシリーズであり、仮想通貨コミュニティの中にもファンがいる。ニフティでNFTオークションを行ったことがある漫画家のホセ・デルボ氏は、ロイランド氏のデジタルアートの世界への参入を「非常にエキサイティングだ」と支持している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン