プロシェアーズは現在、独自の先物型ショート・イーサ(ETH)上場投資信託(ETF)提供を準備している。

同社のファンドグループからの「プロシェアーズ・ショート・イーサ・ストラテジーETF(SETH)」は、初のETH先物ETFのデビューから約2週間後に取引を開始する予定だ。SETHは、NYSEアルカ取引所に上場予定で、10月13日の金曜日に提出された書類によれば、S&P CMEイーサ・フューチャー・インデックスの日次パフォーマンスの逆を反映する投資結果を達成することを目指している。

このファンドはETHの直接のショート売りには関与せず、資産価値の潜在的な減少を活用することを求めていると目論見書に記載されている。

Blockworksの報道によれば、プロシェアーズはSETHの登録申請書が10月15日に有効になると予想し、11月初旬にファンドを導入する計画だ。

しかし、既存のプロシェアーズのETH先物ファンド3つは、ヴァンエックとビットワイズの類似商品と並んで10月2日にデビューした。これらには、イーサとビットコインの両方の先物契約に投資する2つのファンドが含まれている。

米証券取引委員会(SEC)は、初のビットコイン先物ETFである「プロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF(BITO)」が2021年10月に市場に参入した2年後に、ETH先物ETFを承認した。

プロシェアーズは、2022年6月に「ショート・ビットコイン・ストラテジー ETF(BITI)」をリリースし、ビットコイン先物ETFのリリースを続けた。現在、BITOは約8億5000万ドルの資産を蓄積している一方、BITIは約7500万ドルを保有している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン