半減期を終えた仮想通貨(暗号資産)ビットコインは大きな価格変動はなく、8600ドル台を推移している。
(出典:Coin360 5月12日午前11時10分)
半減期後は長期的に価格上昇につながるとされているものの、短期的な値動きについては、上昇か下落かは依然として広く議論されている。
ブロックチェーン分析のサンティメントは現在の仮想通貨トレーダーの感情が強気と弱気の両方が入り混じっていることを指摘した。
「ビットコインの半減期が関する感情は様々であり、多くのトレーダーはどの価格変動の理論を信じるべきか、そしてどれが最も可能性が高いかを見極めようとしている」
一方でテクニカル的に見ると、強気派が相場で優位を占め、「噂で買いニュースで売る」タイプでの押し目がすでにすぎている可能性が指摘されている。短期的な底値は過ぎたのかもしれない。
ツイッターフォロワーが20万人を超える著名仮想通貨アナリストのルーク・マーティン氏は半減期後の今日午前6時ごろにツイッターで以下のように主張した。
「ビットコインは過去5日間で約20%低下し、半減期を迎えた。もし半減期後の「ニュースで売る」タイプの反応を探しているとしたら、それはすでに起きていると思う。歴史的に上昇トレンドの中で20%の低下は絶好の購入の機会だっただろう。上昇トレンドが終わらない限りはね。」
(出典:Luke Matin)
半減期後の価格の値動きについては著名アナリストのBTC_JackSparrowが今後3ヶ月の見通しについて示し、今年末に過去最高値に到達するとの予測を提示している。