世界のボクシングチャンピオンのフロイドメイウェザーは、お金に対する独特な態度で人気を集めているが、セントラカードと提携することで仮想通貨との関係をさらに広げた。
今年の初めに、彼のソーシャルメディアの投稿では、メイウェザーの仮想通貨への関心が注目を集めた。
仮想通貨コミュニティの一部のメンバーは、メイウェザーの仮想通貨への執着は自然な展開であると見なしているが、他の人はメイウェザーの人気に付け入りマーケティング会社が自らのコインを売ろうとしているのだと考えている。どちらにせよ、メイウェザーは仮想コインを所有している。
仮想通貨ベースのデビットカード(以下、クリプトデビットカードと呼ぶ)が普及している
現在、仮想通貨業界ではデジタル通貨を使うことを可能にするデビットカードが人気を帯びている。
通常のデビットカードが有効な国でほとんど認められているクリプトデビットカードは、仮想通貨と通常のお金の両方を管理できる。デジタル通貨は多かれ少なかれボーダレスで特定の政府に限定されないため、クリプトデビットカードは異なる主要通貨へ容易に変換でき、旅行者にとって便利なツールとしても役立つ。
TriveのCEO、David Mondrus氏は、クリプトデビットカードを「本当の救世主」と表現した。Mondrusは、このようなカードによりユーザーは小売用に仮想通貨を柔軟に使用できるという。
Mondrus氏は、
クリプトデビットカードの採用は、仮想通貨と通常の世界のギャップを埋める上で重要な役割を果たす。クリプトデビットカードを使用すると、小売店で簡単に仮想通貨を使用できる。私はクリプトデビットカードを使い、様々な地域を旅行した。時には本当に助けてもらった
利用可能なクリプトデビットカードサービスのうち、メイウェザーは、Bitcoin、Ethereum、Litecoin、ERC20 Tokens、Ripple、Zcash、Dashなの広範囲の仮想通貨に対応するCentra Cardと提携したことを明らかにした。
クリプトカードは普及率を促進
仮想通貨と主要商取引との連携は大事だと言われている。なぜなら、このような連携が、仮想通貨のますますの普及につながると期待されているからだ。これらの連携は、アプリやデビットカードなどのユーザーインターフェイスの形式で提供される。
他のクリプトデビットカードには、Bitpay Visaデビットカード、Xapoデビットカード、Cryptopayデビットカード、Coinbase / Shiftカードなどがある。
Aumesis Groupの会長、Kumar Gaurav氏は、Cointelegraphに、クリプトデビットカードは、他のデビットカードと同じように機能するが、銀行口座に接続する代わりに、消費者のデジタル通貨ウォレットにリンクしているとという。これにより、どこに行くにしてもコインを簡単に使うことができる。
Gaurav氏によると、これは仮想通貨の使用と貯金に非常に便利な方法であり、普及率の増加に強力な推進要因である。特に人々の所得が低い国では、クリプトデビットカードは購買力を失わずに投資できるため、関心の対象となる。
Gaurav氏はより詳細に、
このことを考えるに、Cashaaは、完全に管理された方法で仮想通貨の使用を容易にするためのカードベースのソリューションをインドでローンチしている。これはNarendra Modi首相のビジョンを支えるものだ。 Auxesisグループは、インド政府と53億人のユーザーを抱えるAuxldgerを運営するこのプロジェクトを支援している。
また、Gaurav氏によると、Cashaaは銀行口座を保有している人々をターゲットにしているだけでなく、Mastercard、Visa、Rupayネットワークに接続されたデビットカードを持つことで、インドで銀行の講座を保有していない約1億6,700万人もの人々が仮想通貨経済に参入できるという。ネットワークがインドで普及すればデジタル通貨の大幅な増加を意味する。
現地通貨に対するバッファー
仮想通貨の保持者は、近年悪化している現地通貨に対するバッファーとして、クリプトデビットカードを使用している。例えば、ベネズエラでは、現地通貨の為替相場の変動が取引の混乱の要因となっている。その結果、店主は価格上昇を続けており、消費者は商品の価格上昇に深刻な不満を抱いている。
クリプトデビットカードは、ユニバーサルアプリ、他の主要国の通貨へのスムーズに適応できる、そして通常の法定通貨準拠のデビットカードと比較して手数料が低いという利点を持っている。
※原文
https://cointelegraph.com/news/popularity-of-crypto-debit-cards-will-encourage-mainstream-adoption