米国が現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)を承認するかどうかが、ポリゴンベースの分散型予測市場で1200万ドルが賭けられた。

予測市場「ポリマーケット」で行われた賭けは、1月15日までに現物型ビットコインETFが承認されるかどうかに「イエス」または「ノー」で合計1260万ドルが賭けられた。この賭けは12月初旬に始まり、1月10日にSECが11の現物型ビットコインETFの取引と上場を承認した際に「イエス」で決着した。「今日は給料日だ」とポリマーケットはツイッターで祝福した。

しかし、「ノー」と賭けた不満を持つ敗者の中には、賭けの内容について異議を唱える者もおり、SECの公式声明がETFではなくETP(上場投資商品)に言及しているため、賭けはまだ続いていると主張している。

ポリマーケットは以前、「この市場の主要な決着源はSECからの情報になるが、信頼できる報道のコンセンサスも使用されるかもしれない」と述べていた。

SECの待望の決定に先立ち、予測市場の活動は急増している。デューンアナリティクスによると、ポリマーケットは1月10日にNFTマーケットプレイスのオープンシーを上回り、570万ドルの取引高を記録した。

ポリマーケットの日次出来高 Source: Dune Analytics

ポリマーケットでは、5月31日までに現物型イーサリアムETFが承認されるかどうかについても同様の賭けが行われている。これまでにイーサリアムETFの結果には4155ドルが賭けられ、「イエス」が75%でリードしている。

予測市場は、選挙結果からスポーツの結果、仮想通貨の価格まで何でも賭けるために使用できる。すでにドナルド・トランプ氏が2024年の米大統領選で勝利するという賭けに500万ドル以上が賭けられている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

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