ポルカドットブロックチェーンは、ネットワーク上のアクティブアドレス数が過去最高を更新した。ポルカドットが4月7日に共有したDotLakeのデータによると、3月末までに60万を超えるアクティブアドレスがオンチェーンで記録された。
「ポルカドットエコシステムでは、多くのアプリケーションが専用のブロックスペースを使用することで、ネットワークスパムなどの問題を防ぎ、活発な活動が続いている」

DotLakeのデータによると、60万5000アドレスのうち41%以上にあたる24万8000アドレスは、クロスチェーンスマートコントラクトプラットフォームのムーンビームに関連しており、19万1000アドレスはポルカドット上で直接作成されている。
非ゼロ残高のユニークアカウント数も増加しており、3月末には559万アカウントを超え、2月末の553万アカウントから増加している。

しかし、ネットワーク全体のトランザクション数は依然として低迷している。ポルカドットの3月の月間トランザクション数は1158万件で、4月の1080万件からわずかに増加しているが、2023年12月に記録された3178万件には遠く及ばない。

ポルカドットのトークンであるDOTは、過去24時間で3.3%下落し、8.95ドルで取引されている。時価総額で14番目に大きい仮想通貨だ。コインマーケットキャップのデータによると、DOTは2021年11月に付けた55ドルの史上最高値から83%下落している。
DEDミームコインは失敗か
ポルカドットコミュニティが立ち上げたミームコイン「DOT is $DED (DED)」は、現在のミームコインブームに乗って、より多くの参加者をブロックチェーンに呼び込むことを目的としていた。ポルカドット保有者は、保有するDOT 1枚ごとに36 DEDトークンを受け取った。しかし、チームが当初のエアドロップ割り当てをトークン供給量の100%から5%に減額したため、投資家のセンチメントは悪化しした。これは、ミームコインの財政的な持続可能性を確保するためだったと開発者の一人であるジオット・デ・フィリッピ氏は3月24日のXスペースで説明した。
DEDの現在の価値は0.001ドルを少し上回っており、エアドロップ配布後、ほとんど関心を示されていないようだ。Hydradxの流動性プールによると、DOT/DEDの取引ペアの24時間取引量はわずか2万536ドルとなっている。