調査会社ビジュアル・オブジェクトが、米国でデジタル決済プラットフォームを使った経験のある983人を対象にした調査で、食品や衣料品の購入が仮想通貨決済の最も一般的な利用であることがわかった。仮想通貨を使ったことがある人が約120人含まれている。

調査では仮想通貨で「何を購入していると思うか」という認識と「何を購入したか」の実際のユースケースについて質問。認識と実際の需要が大きく異なっていることが浮き彫りになった。

「何を購入していると思うか」では、「株」が最も多く40%で、ついで麻薬などの「違法品」が30%だった。最も低いのは「衣類」と「不動産」でそれぞれ、14%、15%だった。

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(出典:Visual Objects)

一方で、実際に仮想通貨を使ったことがある人に対して「何を購入したか」を聞いた回答では、「食品」が最も多く38%、次いで「衣類」が34%、株は29%だった。

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(出典:Visual Objects)
 

既報の通り、エコノミストとCrypto.comが共同で実施した調査で、消費者が考える仮想通貨の主な機能は「オンライン決済」で、「短期的な投資」よりも高い結果が出ている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン