米国でパスポートとビザサービスを提供するペニンスラ・ビザは、先週、仮想通貨ビットコイン(BTC)で支払いを受け付けると発表した

ペニンスラ・ビザでのビットコイン支払いは、コインベース・コマースによって実現する。パスポートの更新や名前変更、2つ目のパスポート作成、2つ目のパスポート更新にビットコイン支払いが使える。すべてのサービスが対象になるわけではない。

他のすべてのサービスに対するビットコイン支払いは、来年に実行可能になる。

ペニンスラ・ビザのCOO(最高執行責任者)であるエヴァン・ジェームス氏は、「デジタル通貨で米国のパスポートの費用を払える人はいなかった」とし、新型コロナウイルス後の世界を見据えて「正しい時期に正しい行動ができたと感じる」と話した。

米国企業でビットコイン支払い受け入れの流れは加速している。

全世界に2600万店舗を抱える決済大手ペイパルは、先週、仮想通貨取引と支払いが米国内で開始したと発表した。ペイパルのダン・シュルマンCEOはリリース文の中で、仮想通貨のサポートは「避けられない」動きだったと述べた。

米国以外の全世界に向けた対応はVenmoによる仮想通貨決済とともに2021年はじめの開始と予想されている。