日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)は14日、米国で仮想通貨取引所クラーケンを展開するペイワード・アジア(Payward Asia)が第二種会員として入会したと発表した

第二種会員とは、仮想通貨交換業者登録の申請中の事業者もしくは申請を予定している事業者。Payward Japanは、去年4月、日本居住者に向けた仮想通貨交換業サービスを廃止する事を決定していた。今回、JVCEAの会員になることで、再び日本でクラーケンを展開することを目指す可能性がある。

仕掛けるクラーケン

弱気相場が続く中、クラーケンは世界中で積極的なサービス展開を進めている。先月、英国で仮想通貨の交換業と先物取引を手がけるクリプト・ファシリティーズを買収したことが明らかになった。クラーケンの欧州進出ということで、仮想通貨業界からは「今年最も大きなディール」という声も聞かれた。

今月6日、クリプト・ファシリティーズ担当者が、クラーケンに買収されて以来、取引量が500%以上増えたと明かしていた。