イーサリアムの次期アップデート「イスタンブール」、開発企業パリティの遅延で遅れ 「10月は不可能」との声も

ブロックチェーン開発企業パリティの開発の遅れが生じ、イーサリアムの次期アップデート「イスタンブール」の実装が後ろ倒しになりそうだ。メインネットへの実装は、当初予定していた10月4日から遅れ、10月8~11日に大阪で開催される「Devcon」(イーサリアム開発者向けカンファレンス)後、11月になる可能性が出ている。

イーサリアムのコア開発者の会議の概要が24日にGithubに掲載された(会議自体は23日に開催)。パリティのコア開発者であるウェイ・タン氏によれば、イスタンブールのためのフォークのブロック番号を決めるには、さらに2週間必要だとしている。会議の概要メモによると、テストネットの実装は9月6日までに行うことになるという。

「実装を完了するには9月6日まで時間が必要だ。EIP(イーサリアム改善提案)の受け入れが遅れたからだけでなく、大規模なコードのリファクタリングが行われたためだ。イスタンブールEIPをマージする前に、まずそれらをマージしたいと考えている」

今回の開発会議の議論によれば、テストネットへの実装は9月6日までに行われるとなったが、メインネットへの実装については当初予定されていた10月4日から遅れることになるという。出席者の中からは「10月中は不可能なようにみえる」との意見も出た。

開発者の中からは「11月の第3週になるのか?」との声もあったが、テストネット実装前に日付を設定するべきではないとし、具体的な日付は設定されなかった。

イスタンブールによるアップデートでは、ガス(Gas)の削減などの改善が行われる予定だ。

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版