仮想通貨フレンドリーなブラウザであるOperaは、バイナンス・スマート・チェーンと呼ばれていた分散型ブロックチェーンエコシステム「BNBチェーン」を統合し、OperaブラウザでBNBチェーンベースの分散型アプリ(DApp)を有効にした。
この統合により、OperaのユーザーはBNBと0クンを購入し、Operaの組み込みウォレットを介して送受金したり、BNBチェーンエコシステム上のDAppにアクセスできるようになる。このようなDAppにはPancakeSwapや1inch、BiSwapなどの分散型取引所(DEX)や、DRIP VenusやTranchess、Treehouse、ApeSwapなどの分散型金融(DeFi)プロダクトが含まれている。
Operaは4月、iOSデバイス・iPhone・iPad向けに、仮想通貨ウォレットが組み込まれたWeb3ブラウザーのベータ版を公開した。これはWeb3に焦点を当て、DAppやゲーム、メタバースプラットフォーム間のナビゲーションを容易にするためのプロジェクトを今年1月に開始している。
Operaはこれまでビットコインやソラナ、ポリゴンなど主要なブロックチェーンエコシステムをサポートしており、今回のBNBチェーンで9つ目のエコシステムとなる。