非代替性トークン(NFT)マーケットプレイスを手掛けるオープンシー(OpenSea)は、シリーズBの資金調達ラウンドで15億ドルの評価を得たことで、仮想通貨企業で最新のユニコーン企業となった。

ユニコーン企業は、10億ドル超える価値を持つ企業であり、オープンシーのほかには、コインベースやアニモカ・ブランド、チェイナリシスなどの企業がある。

この1億ドルの資金調達はアンドリーセン・ホロウィッツが主導し、ヘッジファンドのCoatueや元ディズニー社長のマイケル・オービッツ氏、俳優のアシュトン・カッチャー氏、NBAスターのケビン・デュラント氏などが参加している。

7月20日のブログで、オープンシーは今回の資金調達とともに、イーサリアムのレイヤー2ソリューションであるポリゴンの「ガスフリー」マーケットプレイスをはじめ、クロスブロックチェーンへのサポートを発表している。

テッククランチによると、オープンシーは将来的にテゾスやダッパーラボのフロー(Flow)ブロックチェーンへの対応を拡大させていく計画だという。

フォーブスによれば、オープンシーは調達した資金でクロスチェーンのサポート構築、ユーザーエクスペリメントの向上、チームの拡大を行うという。アンドリーセン・ホロウィッツのゼネラルパートナーであるキャサリン・ハウン氏がオープンシーの取締役会に加わることになる。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン