オンラインマーケットプレイスのイーベイ(eBay)が、ノンファンジブル・トークン(NFT)のオークションをプラットフォーム上に導入する予定であることが分かった。
ロイター通信によると、プラットフォーム上で一定の基準を満たしたユーザーはトレーディングカード、画像、ビデオクリップなどのNFTの出品を許可されるという。同社は今後、デジタル・コレクティブルズに関するポリシーやツールを拡充し、より広い範囲でのカテゴリーでの売買が可能になるとしている。
イーベイで北米担当シニアバイスプレジデントを務めるジョーダン・スウィートナム氏は「今後数ヶ月でイーベイはブロックチェーン基盤のコレクターズアイテムを我々のプラットフォームに導入する」と具体的な時期については明らかにされていないものの、近く導入する計画を明らかにした。
これまでにジェイミー・イアンノーネCEOが5月3日に仮想通貨での支払いやNFTを「簡単に」利用できる方法を探っていると明らかにしていた。イーベイではすでにNFTを取引することは実質的に可能なものの、プラットフォーム上で最適化されているわけではないとして、対応を検討していた。