10000ドルの価格がついたビットコインにバブルを見るか、お金の未来を見るか。
元ゴールドマンサックスのパートナーで7兆円ファンドでの運用経験もある米投資家マイク・ノボグラッツ氏は未来をみているようだ。
同氏は27日(月曜日)米CNBCとの取材に答えて、ビットコインは2018年末には楽に40000ドル(約450万円)に届いているだろう、と述べた。同氏は先週、巨大な機関投資家マネーがビットコインに流れ込もうとしているとコメントしていた。
18年末には40000ドルになっている可能性がある。それも簡単に。イーサリアムも500ドルに達したと思うが、今の三倍になっていると思う。
ノボグラッツ氏はその根拠として、伸びる需要に対する2100万コインという供給量の上限を挙げた。
仮想通貨のコインが他のコモディティと違うのは、供給調整がなされないことだ。これは投機家にとって夢のような話で、買いがあっても新たな供給がおこらない。だから毎回の価格上昇が大げさに誇大化される。上昇も誇張されるが、下落の際も誇張される。50%の調整もありうる。
同氏以外にも価格調整を予測する声は少なくない。米経済ジャーナリストマックス・カイザー氏は、ビットコインは25000ドルを付けた後調整すると予測している。それまでは力強い上昇を続けるという。