テザー疑惑の払拭に反応しやや上昇、ビットコイン相場市況(11月2日)

◆本日のビットコイン相場はテザーに関する報道などを背景に上昇傾向に
◆注目のビットコインETFだが、ETF業界著名人がビットコインETFは「すぐにはないだろう」との旨の発言

ビットコイン円チャート・ビットフライヤー

(引用元:Tradingview BTC/JPY,1時間足,bitFlyer)

昨日から今日にかけてビットコイン相場はやや上昇した。後述のテザーに関する報道もあり、日本時間11月2日の深夜から早朝にかけて上がりだし、午前9時には72万円に迫る勢いを見せた。

11月2日午後18時現在では、71万5000円前後で推移している。10月29日夜の下落前のラインを回復した形となっている。

本日のファンダメンタル材料

本日最も注目となった材料としては、ステーブルコインのテザーに関するニュースだ。

テザー側のプレスリリースによると、バハマに拠点を置くDeltec Bankとテザー社が提携をしたと発表した。同銀行によって、テザーの資金の裏付けが精査され、証明され、投資家の安心材料に繋がった。

しかし、一部では同銀行によるこの証明は、まだ正式的な監査を経ていない事などを理由に、完全な疑惑の払拭となっていないとの見方も存在するようだ。

また、「ETFのゴッドファーザー」という異名を持つレジー・ブラウニー氏が、ビットコインETF(上場投資信託)が承認されることは「すぐにはないだろう」という見解を示したとビジネスインサイダー社が報じた事も注目された。

ビットコインETFに注目が集まる中、ETFの業界で影響力のある人物の発言は、弱気相場の継続を示唆するものとなった。

昨年末のビットコイン急騰は先物導入への期待などから起こったものであり、ビットコインETFの導入が弱気相場からの脱却の課題となっているが、同氏の考え通り本当に中長期化するのかはSECのみぞ知る話だ。

こうした業界人の発言にビットコイン相場も左右される場面が今後もあるが、冷静な目を常に持ち続けるスタンスが仮想通貨投資家には求められる。

免責事項

当記事は特定のポジションや仮想通貨取引を推奨するものではなく、仮想通貨投資に関する責任は一切負いません。

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