金融データ企業デジタル・アセッツ・データの共同創設者であるマイク・アルフレッドCEOはコインテレグラフに対し、今後大規模な上昇が有望視されると語った。

「私は大規模な仮想通貨の強気サイクルは避けられないと考えている」

新型コロナウイルスが世界経済に影響を与え、企業の倒産なども起きている。そのため世界では失業率が上昇し、人々は支出を抑えている。

しかしその一方で最近の金融市場は活発化している。1兆ドル規模の米国政府の対策やその他各国でも同様の取り組みが進んでいる。

アルフレッド氏はこうした政府の行動は仮想通貨インフラの向上とともに、仮想通貨価格の押し上げにつながり、一気に強気サイクルにつながると考えている。

「強気サイクルを促す可能性があるのは、世界中の財政・金融当局による前例のない介入と、急速に改善された仮想通貨取引やレンディング、カストディアンが合わさった時だ。」

不確実性と政府間の相互作用で強気になる

特に最近ではポール・チューダー・ジョーンズ氏など大物が仮想通貨に投資していることが明らかになっている。

アルフレッド氏は「伝統的な大規模ヘッジファンドが仮想通貨業界に参加し始めている。検索のトラフィックに証明されるように個人投資家の関心も高まっている」と指摘する。

「関心の高まりは事実だ。先月には業界外から20人の友人が参入した。彼らは業界に参入することにい感心を持っているからだ」

アルフレッド氏に連絡を取ってくるのは伝統的市場に投資していた年配の世代も多いという。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン