ミステン・ラボが支援するSuiネットワークは、ブロックチェーンのメインネットが稼働してから1か月も経たないうちに、レッドブルのF1チームとの複数年にわたる提携を発表した

Suiはレーシングチームの公式ブロックチェーンパートナーになるとしている。Sui財団のグレッグ・シウロウニス氏は、この提携が「Web3が人間のつながりを促進する方法を示す」のが目的であるとし、今後数か月間でファンに向けた「没入型デジタル体験」が提供されるという。

ミステン・ラボは、メタが2022年にディエム・プロジェクトを終了したことを受けて、Suiネットワークの開発を加速した。Rustベースのプログラミング言語Moveを基盤とした同ネットワークは5月3日に稼働を開始し、大手仮想通貨取引所バイナンスがSUIトークンの取引ペアを提供し始めた。

2022年、レッドブル・フォーミュラ1チームは仮想通貨取引所Bybitと1億5000万ドルのスポンサー契約を締結した。一方、高級車メーカーフェラーリのレーシング部門は1月、同社のF1チームがVelasブロックチェーンおよびチップ製造企業スナップドラゴンとの提携を解消したことを発表した

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン