ビットコイン強気派で仮想通貨アナリストのマックス・カイザー氏は24日、今後の世界経済の予想を明らかにした

その中で、今後のありうるストーリーとして、まず金融市場が閉鎖され、その後、米国が米ドルから金本位制に戻り、これに対抗するため、ロシアや中国がビットコインを準備金として採用するとの予想を示した。

カイザー氏はこれまでにもビットコインは「世界革命の通貨」であり「法定通貨や金よりも優れている」と繰り返し主張している人物として知られる。

最近では2月に、ビットコインの予想価格として40万ドルをターゲットとして掲げている。

一方で、中国やロシアがビットコインを準備金として採用する可能性は低いと考えられる。

中国では習近平国家主席が仮想通貨ではなく、ブロックチェーンの導入を進めると言及。ロシアではロシア銀行の法務部門責任者が仮想通貨取引と発行を合法化することに反対している。